裁判員制度について学ぼう
平成21年5月21日から裁判員制度が実施されました。 裁判員制度とは,国民の中から抽選で選ばれた裁判員が、刑事裁判に参加して,被告人が有罪かどうか,有罪の場合どのような刑にするかを裁判官と一緒に決める制度です。
当サイトの管理人は、平成20年3月に、裁判員制度の模擬評議に参加して、裁判員制度についていろいろ考えさせられました。
そして、自分でもいろいろ裁判員制度について調べてみようと思い立ち、このサイトを開設しました。
あなたも一緒に「裁判員制度」考えてみませんか。
裁判員制度について学ぼう:最新記事
「模擬評議」参加に応募する
裁判員制度が日本で行われると聞き、どういった制度なんだろうと
興味をもった私は、検察庁のホームページで、
「模擬評議」参加者を募集しているのを知りました。
模擬評議というのは、模擬裁判みたいなもので、架空の事件を扱うものです。

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模擬評議当日
模擬評議当日になり、会場となる検察庁へ向かいます。
検察庁は、普段めったに行かない場所なので、少し迷いました。

検察庁では、けっこうしっかり入場者チェックをしていて、
部外者は立ち入りできないようになっています。
受付で入館のバッジを受け取り、模擬評議の会場に向かいます。
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模擬評議が始まる
模擬評議会場につくと、まず、裁判員、補助裁判員全員に、
評議する事案の内容をまとめた資料が配布されます。
これから評議する事案のついての資料一式です。

茶封筒の中に以下のような資料が入っていました。
・冒頭陳述要旨
・冒頭陳述で使用する図
・弁論要旨
・論告で使用する図
・その他事前配布資料(証拠書類や起訴状、参考法令など)
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裁判員裁判の流れ
今回の事件は、ある殺人未遂事件について話し合います。
被告人は、被害者に対し、殺意をもって包丁で身体数ヶ所を切りつけ、
逃走し、被害者は加療約か月の怪我をしました。
罪名は、「殺人未遂」。
しかし、被告人弁護側は、殺意はなかったとして傷害罪を主張しています。
裁判員は、法廷に出された証拠だけに基づき、有罪、無罪を判断します。
罪を犯したことは間違いないと考えられる場合・・・有罪
疑問があるとき・・・・無罪

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裁判員の意見が分かれる
この事件についての評議が始まりました。
被告人は、殺人未遂の起訴に対し、殺意はなく、殺人の実行行為もしていない、
包丁が被害者に刺さったのはけんかの最中のはずみであり、
傷害とし、刑務所に入れるという刑罰を科す必要はなく、
被害弁償をし、反省の日々を送る形での責任を取らせるのが最良だと主張します。
模擬評議の論点は、この「殺意があったか、なかったか」
というポイントが、有罪、無罪を決める鍵であるということになり、
各裁判員が、評議開始前に、現時点での自分の考えを述べました。
裁判員6名のうち、有罪(殺人未遂である)と考えたものが4名。
無罪ではないか(傷害である)と考えたものが2名でした。

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難しい「量刑」の判断
評議では、多数決で、「有罪」と決定しました。
次に話し合うのが、被告人への刑罰の内容です。
求刑では、実刑8年となっています。
これに対して、裁判員と裁判官で量刑を決めていきます。
しかし、通常このような法律の世界とは無縁の市民に、
殺人事件未遂の刑がどのようなものが適当かなど、わかるはずもありません。
判断基準がないのですから。
そこで、過去の似たような事件の判例を資料としてお借りすることになりました。
ただ、事件はケーズバイケースで、まったく同じ事件はないわけで、
今回の事件に添って、個人の判断で「執行猶予」の有無、懲役の年数などを
決めていかなければなりません。

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模擬評議に参加して感じたこと
今回、裁判員制度が始まる前に、裁判員制度の模擬評議に参加できたことは、
今までほとんど関心がなかった裁判や法律に関心が持てて、
非常によかったと思っています。

わずか4時間という短い時間でしたが、、法廷での冒頭陳述から、証拠調べ、論告、
求刑、弁論、最終陳述までの「審理」を経て、最終的に裁判官(3名)と裁判員(6名)が、
「評議」を実施。有罪か無罪かを判断し、量刑を決めるまでを体験できました。
一般市民が裁判に参加するこの裁判員制度というシステムについて
思ったことがいくつかあるので、私個人の感想として書いてみます。
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裁判員制度の普及グッズ
今回、裁判員制度の模擬評議に参加し、粗品として
裁判員制度の普及グッズをいくつかいただいたのでご紹介します。

まず、資料一式が入るようなエコバッグ。
「裁判員制度START!」というワッペンが付いています。
それに、ボールペンと書類クリップも入っていて、それぞれに裁判員制度のロゴが描かれています。

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12人の優しい日本人
1991年制作の日本映画。
監督は『櫻の園』の中原俊。
三谷幸喜の戯曲『12人の優しい日本人』の映画化。
『十二人の怒れる男』を元に、日本にも陪審員制度があったらという法廷劇。

一つの部屋の中で、背景も考えも全く違う12人が、
ある殺人事件をめぐって激論を交わすというもの。
日本人の人の良さや優柔不断さがコミカルに描かれていて
裁判員制度が実際に始まったら、こんなふうになるのではないかと思わせる。
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それでもボクはやってない
2007年1月20日に公開。
監督 周防正行。
日本の刑事裁判に疑問を投げかける社会派の作品。
周防監督は、2002年に東京高裁で逆転無罪判決が出された事件を
きっかけに痴漢冤罪(ちかんえんざい)に関心を持ち始め、
自ら取材した数多くの同種事件の実在エピソードを作品中に散りばめるなど、
痴漢冤罪事件を通じて、日本の刑事裁判の実態を映像化している。
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半落ち
映画「半落ち」は、横山秀夫の小説作品を映画化したもので、2004年度 日本アカデミー賞(第28回)最優秀作品賞 を受賞しました。
半落ち(はんおち)とは、警察用語で、「一部自供した」と言う意味。
映画の前半で事件の経過などが描写され、後半~ラストにかけては裁判シーンが続きます。
非常に特殊な状況での嘱託殺人を裁かなければならない難しいケースの裁判であるにもかかわらず、検察官、弁護人、裁判官がきちんと証拠から状況を把握し、後味の悪くない裁判を行うので、日本の裁判ものではとても参考になる映画だと思います。
これは映画なので、1つの事件をとても丁寧に追って、納得のいく判決(少なくとも見ている側にとっては)を得ることができましたが、裁判員制度が始まったら、このような状況での殺人事件を一般市民である裁判員が裁くというのは、とても難しいことだと思いました。
(なぜなら、被告人は、自供を半分しかせず、残りの半分は、まわりの記者や警察などの必死の操作で得られた証拠のみから推論するしかなかったのですから)
裁判員制度が始まったら、このような事件はどのように扱えばいいのだろう、とおおいに考えさせられた映画でした。
個人的にはとても好きな映画のひとつです。
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逆転裁判4
映画ではなく、ゲームのソフトですが、裁判員制度を扱ったものがあるので
ご紹介します。
「逆転裁判」というカプコンの法廷バトルのアドベンチャーゲームのシリーズ、
「逆転裁判4」に裁判員制度の説明、また裁判員による裁判の様子が
描かれています。

私も大好きなシリーズで、こういったゲームには珍しい法廷バトルという今までにないジャンルを扱っています。
主に殺人事件が話の中核となり、被告人や証人との駆け引き、真犯人への追及という部分に重きが置かれています。
主人公は、弁護士とその仲間、対抗する検事も個性豊かで、ゲームを通して、法律も勉強できるようになっています。
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